
【テーマ】
オフィス内に新たにガスと水道を引き込みたい
【顧客属性】
用途:事務所兼アトリエ
業種:アクセサリーのデザイン・製造
エリア:東京23区内
【内容】
アクセサリーのデザインと加工をするためのオフィス機能+アトリエとして使用したいというご要望。
物件選定に際し、アクセサリーを加工するためにガスバーナーを使用したいこと、また室内に新たに流し台を設置したいということが重要な条件だった。
スケルトンからの内装工事は費用や時間の面からも想定していなかったため、既に内装が仕上がっていて、上記設備を追加できる物件を探したところ、新規リノベーション済みで、室内にガス管が通っているオフィス物件が見つかった。
専門業者へ依頼しガス管から室内へ引き込み、ガスメーターを設置した上でガスを使用できるようにした。また流し台は既存のトイレ、洗面台の近くに増設する形で対応した。業者は全て入居者様が手配し、私は貸主側との調整役に回った。
分譲マンションの1階店舗事務所区画だったこともあり、専有部のオーナー許可に加え、マンションの管理組合の許可を得る必要があるため関係者との調整を行なった。
【ポイント】
オフィス物件は室内にガスが引き込まれているという物件はほとんどなく、仮にあったとしてもガス使用はNGとなるケースがほとんどです。
そのため物件検索時は飲食店としても使用できる物件も探しましたが、多くの場合は内装がスケルトンであり、加えて飲食店を想定した高めの賃料設定となっています。
その点をお客様と共有しつつ、物件探しを進めました。
流し台については今回は室内に水回り設備があったため実現ができました。室内に元々水回り設備がない物件の場合は、工事は非常に困難です。
アクセサリー加工の際にハンマーを使用することもあり、その際音が発生しますが、頻度がそこまで多くないことや、上の階に部屋がないため、契約に際し大きな障害とはなりませんでした。
特殊な条件ではありましたが、関係者の協力が得られたことで進められた事例です。
【Key Word】
#ガス引き込み
#流し台増設