
アメリカの雰囲気を感じる街、ジョンソンタウン。都心にはない特別な街の一区画をご紹介します。
目次
物件について
1938年(昭和13年)、旧陸軍士官学校に勤める将校たちのために平屋の日本家屋が建設されたときが、ジョンソンタウンの歴史の始まりとされています。その後世の中が大きく動き、終戦後の1954年(昭和29年)、この街にアメリカ進駐軍の軍人向けに住宅が建設され、アメリカンライフスタイルが満ちあふれた街に生まれ変わりました。
「ジョンソンタウン」とは、当時の基地の名前にちなんで呼ばれるようになったとのこと、今ではこの街の雰囲気に惹かれた多くの方が集まり、住宅のみならず、飲食店から物販店、ギャラリーなど個性的なお店が立ち並ぶ白を基調とした異国情緒漂う街として親しまれています。
敷地内の建物は「米軍ハウス」、「平成ハウス」、「Jフラッツ」に加え、ジョンソンタウン前身の磯野住宅、1938年に建設された日本家屋などを含めた「その他」に大きく分類されています。今回の記事では米軍ハウスのDNAを受け継ぎつつ、安全性や快適性を確保した「平成ハウス」の一区画をご紹介します。
3つのお部屋に分かれているこちらの建物は2009年に建てられました。写真のお部屋は入り口が2ヶ所あり、用途に応じて使い分けることが可能。室内はモルタル床に、壁や天井はOSB合板、ラーチ合板が使われ、スケルトンに近い仕上がりとなっています。通り側にも大きな窓が二つあるため、室内は照明を使わなくても明るいです。また写真からは分かりにくいですが、1階には床暖房(浴槽部分除く)設備があり、冬の時期も快適に過ごせそうです。天井高は2.3mほどで、一部吹き抜けになっている部分で最大3.5mほどありました。
水回りエリアは1階部分に集中。キッチンの裏側にトイレやバスルームがあります。以前の入居者の方が空間を仕切っていたのか、床の一部には壁の跡のようなものもありました。レイアウトの参考にもなりそうです。内装工事もオーナーへ事前に相談し了承が得られれば可能です。
階段を上がった2階部分は場所によって天井高は変わりますが、家具のサイズをうまく調整することで快適な空間が作れそうです。1階でお店を営み、2階部分で事務作業をしたりやバックヤードとして利用するのも一案です。
用途については物販店舗やショールーム、美容系店舗に加え、オフィスとして使用するのも良さそうです。この場所、空間の雰囲気に合う方にぜひご入居していただきたいと思います。
さて立地ですが、最寄駅の「入間市」駅へは池袋駅から西武池袋線の急行で40分ほど、駅から歩くと15〜20分という場所です。取材日は都内から電車で向かいましたが、銀座線で渋谷から浅草まで30分以上かかることを考えると、そこまで移動時間は気になりませんでした。駐車場は1台近隣で使用可能ですので、お車での移動もご検討ください。
都心にはないこの雰囲気、ぜひ直接現地で感じていただきたいです。また機会をみて、別のタイプのお部屋もご紹介できればと思います。
物件画像











間取り図

物件概要
賃料:135,000円(税込148,500円)
管理費・共益費:5,000円(税込5,500円)
敷金・保証金:賃料×4ヶ月(飲食は6ヶ月)
礼金:賃料×1ヶ月(別途消費税)
仲介手数料:賃料×1ヶ月(別途消費税)
住所:埼玉県入間市東町
築年:2009年
構造:木造
所在階:1,2階
契約面積:82.81㎡
交通:西武池袋線「入間市」駅 徒歩18分
契約形態:定期借家契約 基本:2年間(要相談)
再契約料:税込11,000円(2025年7月現在)
その他共有事項:
連帯保証人必須
火災保険加入必須
保証会社利用必須
駐車場1台無償(近隣)
床暖房(浴槽除く1階全て / 灯油)
ペット飼育、楽器使用相談可
解約予告6ヶ月前
取引態様:媒介
情報更新日:2025年7月15日
次回更新予定日:2025年7月29日
物件お問い合わせ番号
SA-0001