お客様訪問〜BEMAC株式会社様〜

2024.05.09 2024.08.27

Interview

皆さまこんにちは。株式会社Theatreの吉田です。
今回は弊社がご入居のお手伝いをさせていただいた、BEMAC株式会社様のオフィスを先日訪問しましたので、ご紹介をさせていただきます。

BEMAC株式会社様『Tokyo Integration Base』

BEMAC（ビーマック）株式会社様（以下「BEMAC様」）は、愛媛県今治市に本社を構える、船舶用電気機器のトップメーカーです。海から始まった事業は、陸、宇宙へと拡がりを続けている中、この度東京におけるオフィス開設のお手伝いをさせていただきました。

『Tokyo Integration Base』
今回開設したオフィスの名称です。
事業拡大を進める中で、BEMAC様では様々な職種、専門知識をお持ちの方がご活躍されています。Tokyo Integration Baseには、単純なオフィス機能だけでなく、エンジニア職、営業職などの職種、また役社員の方々との垣根を越えたコミュニケーションの場としての機能も持たせ、それぞれの考えが有機的に合わさることで、会社をさらに前進させるという強い想いを感じました。

Tokyo Integration Baseの室内は、もともと標準的なオフィス仕様で一部天井が躯体現しとなっている空間に、様々な機能、デザインが加わり誕生しました。

もう少し具体的に室内を見てみます。
エレベーターを降りてすぐのオフィスエントランス部分にはガラスパーテーションを採用し、閉塞感が生まれがちのエリアに明るさと開放感を与えてくれます。
ガラス面の向こう側には、「ミーティングポット」という空間を配置。スタンディングもしくはハイチェアを利用しながら、カジュアルなミーティングスペースとしての使用が想定されています。
また、エントランスと奥の執務スペースとの、適度な距離を作る効果も期待できます。
こちらよく見ると室内の壁面に沿って玉砂利が敷き詰められています。平面、直線的なものが多くなりがちなオフィス空間に、自然のものかつ丸く立体的なものが加わる、そのコントラストもおもしろいですね。

室内は中央にオープンな執務スペース、そこを囲むようにミーティングスペースや、パーソナルブース、カウンターなどが配置されています。ここでも各部屋がより開放的に、また中央のスペースにも自然光が届くように、それぞれの壁面や扉はガラスが多用されていました。

また執務スペースの家具は、ホワイトやナチュラル系の色が多く使われてさらに明るい印象に。
カウンター側の眺望が開けているので、時折窓の外を眺めながら、気持ちよくお仕事ができそうです。

細かいところでBEMAC様ならではのチョイスとも感じる部分もあります。
先ほどの玉砂利もそのうちのひとつですが、その他では、例えばミーティングポットの内の照明は、デンマークの照明ブランド「LE KLINT（レ・クリント）」のもの。また執務スペースには「HermanMiller（ハーマンミラー）」のセイルチェアが綺麗に並んでいます。BEMAC様と繋がりの深い北欧や、船、自然を感じるものが所々に散りばめられています。

BEMAC様を語る上で外すことができない「海」や自然の部分と、先端技術の開発、イノベーションへ向けた取り組みなどの先進性をサポートされた部分の両方を、このオフィスから感じられるのではないでしょうか。未来への前向きなチャレンジを後押ししてもらえる空間です。

きっとオフィス名のとおり、すぐに多くの方々が集まり、コミュニケーションの盛んなオフィスとなるのでしょう。さらに活気のある空間となることを楽しみにしております。

最後に、今回のオフィス開設プロジェクトは、物件選定から内装工事、ご入居まで、様々なやり取り、調整がありました。
代表取締役社長の小田雅人様、また特に中心となって活動してくださった、本宮英治様（常務取締役　イノベーション本部　本部長）、小松優一様（執行役員　イノベーション本部　副本部長）におかれましては、内覧のための今治と東京の往復や、契約手続き、複数回のオンラインミーティング等々、長期間にわたり多くのご協力いただきました。
関わってくださった全ての方々に、この場を借りて改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。