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内装デザイン・施工について

(第2回/全3回)

【内装デザイン・施工について(第1回/全3回)の続き】
前回は、そもそも内装の工事が可能かどうか、オーナーから工事の承諾が得られづらいケースなどもお話ししました。

そして将来の原状回復工事についてもある程度は想定しておく方が、退去時のトラブルを防ぐ上で有効であるという考えも述べました。

第2回は具体的に内装工事を進めたいとなった場合の一般的な流れについてお話ししたいと思います。

内装工事の流れについて

業者選定・相談

希望される工事内容を内装業者に相談します。多くの物件の場合、建物の構造や耐震性に影響が出る可能性がある工事や、防災設備の移設・新設などを除き、借主様が指定した業者で工事は可能です(物件ごとに異なりますので必ず事前確認してください)。

業者の選定に関しては、お知り合いに頼まれる方から、インターネット等で検索されて業者を見つけ、依頼される方もいらっしゃいます。工事の内容によって、その工事を多く行っているかどうかも選定のポイントの一つです。複数の業者に相談されるケースもあります。

また、空間デザイナーに相談しながらオフィスのデザインを決め、具体的な内装を決めるというケースももちろんあります。なおその場合は、工事費用以外にデザイン料も発生します。

相談する業者が決まり、具体的な検討内容を伝え、業者ができそうな内容であれば次のステップへ移ります。

現地調査

*イメージ

実際に物件を内装デザイン・施工会社の方に見ていただきます。事前に図面を共有しておくと、業者側もある程度準備できるので、現地調査も比較的スムーズに進みます。そこで希望の工事が物理的に可能かどうか、難しい場合の代替案などを打ち合わせをします。

工事内容が固まれば、その日の現地調査は終了。内装業者・デザイナーからの具体的なレイアウト案や見積もりを待ちます。

レイアウト案や見積もりがいつ頃もらえそうか、期限を決められるのが一番ですが、ざっくりでも良いので聞いておくことをおすすめします。

見積もり内容の確認・工事内容決定

*イメージ

見積もり金額、工事内容を改めて確認します。使う部材の品番が間違っていないかの確認はもちろんのこと、聞いたことがない部材が記載されていたら、インターネットで検索されてみるとより安心です。

金額の妥当性についても非常に重要です。前提として、材料費や人件費含めた施工費の上昇に、内装施工会社も頭を悩ませていことについて理解をしておくことも必要です。

ただ発注する側もできる限りの出費を抑えたいと考えることは自然なこと。ぜひお知り合いの経営者の方や、インターネットで調べるなど、様々な角度からの意見をご参考の上、最後は借主様がご判断してください。

ご参考までに、私の場合は提案内容の質は確保されていることは前提として、コミュニケーションのとりやすさと、レスポンスの速さが結果的ににお願いする際の決め手になっている気がします。コミュニケーションのとりやすさの中には、「依頼する側の考えをどれだけ汲んでもらえるか」も含まれます。探せばさらに安くお願いできる業者はあると思いますが、前述の条件を満たせる状態で、予算内に収まる(多少オーバーしても許容範囲の場合も含む)のであれば、他の会社より多少高くても、結果的にコストパフォーマンスが良くなると信じています。

貸主側への申請・工事

具体的な工事内容が決定した際は、貸主側へ工事内容について図面や工事のスケジュール表などを添付した上で工事申請を行います。工事内容によっては承認が下りなかったり、変更を求められる可能性もありますので、その際は関係者とコミュニケーションを取りながら最善策を探ってください。

無事承認が下りれば、いよいよ発注、着工です。工事内容にもよりますが、特にある程度日数の掛かる工事の場合は、できる限り工事の様子を直接チェックし、順調に進んでいるか確認されることをおすすめします。

工事完了後、代金の支払い、お引越しをすればいよいよ新しいオフィスでの業務スタートです。

【第3回(最終回)へと続きます】

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