皆さまこんにちは。株式会社Theatre代表の吉田です。
名刺交換の流れで、社名について話題にしていただくことがあります。法人登記もアルファベット表記で名刺に読み仮名も記載していないため、「テアトルと読むのですか？」や、シアターという言葉自体は多くの方がご存知なので「どうしてこの名前にしたのですか？」と聞かれたりします。
今回は弊社名『Theatre』について、少しお話しをさせてください。

社名を決めるポイントにしていたもの

社名はどのようにして決めたら良いものだろうか。。
初めてのことで、正直悩みましたし困りました。今までお会いしてきた経営者の方々はどうしていたのだろうかとも。。このままだと思考停止になって進まない、ただ社名が決まらないと何も始まらないので、結局いくつか条件を決めて、それを満たせるものにしようと考えました。

先ず「一言で言い切れる、覚えやすいもの」ということ。新しい会社で知名度ゼロからのスタートですので、覚えていただきやすい名前にしようと思いました。逆に長くしても印象に残るかもと思いましたが、長いと色々弊害が出そうなのでやめました。
次に「できる限りシンプルに」ということ。ここでいうシンプルとは既にこの世に存在する言葉を使うという意味です。造語をうまく生み出すセンスが私には乏しいということでもあります。。
最後に「私の価値観や想っていることを表してくれるもの」ということ。多くの方が社名を考える上で最も大切にされている部分かと思います。私も同様です。

この3つのポイントを満たしてくれる言葉が、どこかにないものかと、私なりに色々と動き回って言葉探しをしているところで、ある言葉に辿り着きました。

『Theatre』について

行きついた『Theatre』には舞台や劇場といった意味があります。舞台には舞台そのものに上がる人、それを支える人、観客として訪れる人など、多くの人が集まります。私も様々な舞台を訪れ、感動やエネルギーを頂きました。私はいわゆる舞台そのものに立ったのは文化祭だったり、何かの発表の時くらいでした。ただ少し視点を変えれば、例えばスポーツの試合を行うグラウンドや体育館、絵を描くアトリエもある種の舞台です。私自身、緊張、興奮など、その場で触れたさまざまな感情は、自分自身の成長に繋がっています。舞台には悔しい、辛い感情も時には起こりますが、それも含めて前に進める活力を与えてくれる場所であると考えます。

言葉自体はある時フッと降りてきたものなのですが、『Theatre』という言葉が醸し出す雰囲気は、私の価値観に非常に近いものと強く感じるようになりました。

私にとって『Theatre』は、人を成長させ、前向きにさせてくれるもの。
その確信と、そのような環境・場所を作りたいという私の想いがリンクしたことで、株式会社Theatreという社名にしました。

社名だけでは不動産の仕事をしているとは全く想像がつかないこともあるようで、貸主の不動産会社や管理会社に物件についての問い合わせをすると、入居を検討されている方と間違われることもあります。わかりづらくてすみません。。少しずつでも知名度を上げ、認知していただけるよう精進してまいります。

ちなみにスペルをイギリス綴りにしていますが、これは私の価値観が、より「伝統・歴史・厳格」をベースに落ち着いた印象のある（私の主観です）イギリスに近いのではないかと思ったことが理由です。

今まで様々な分野でご活躍をされる方の働く場所探しのお手伝いをしてまいりました。
これからも株式会社Theatreという名前と共に、さらなる成長、チャレンジをされる皆さまのサポートができたらと考えております。

長くなり過ぎないよう、今回はこのくらいで終わりにさせていただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。